昨年の震災直後は、皆さんが同じように、「自分には何が出来るか」がそれぞれに大きなテーマとして圧し掛かっていました。それぞれに支援物資の供給や、被災地へのボランティア活動など行動をしながらも、周囲ではあらゆるイベントが自粛されて、どんどん元気が失われてゆく地域の様子にも、又、別の不安を持っていました。復興支援をしながら、地域を元気に出来る事は無いかと言うのが、それぞれの発想の根底にあったようです。
わが町に元気を取り戻しながら被災地の復興支援を願うことを原点に、お神輿の展示や和太鼓のパフォーマンスを取り入れながら、募金活動を行うイベントが実施されました。
別に開催された追悼供養の集いでは、遠方の7月当時行方の知れないご親戚やご友人の無事を祈り、震災により失われた命の冥福を祈る集いとして、献花や地元ハンドベル倶楽部の皆様や、ピアニストの方のご協力による、追悼コンサートが実施されました。
そして2012年は
駅前のチャリティ会場では、地元の睦会の方を中心にした有志によるイベントが開催されます。おみこしの展示や、和太鼓パフォーマンスをはじめ、似顔絵コーナーやお子様縁日などを実施して、楽しめる広場を作りながら皆様に支援を呼びかけます。
特設追悼供養会場
14時46分より読経を頂きながら、震災により失われた御霊に向けて、安らかなる事を願い哀悼の誠を捧げる場として、お集まりの皆様が献花を捧げられますように祭壇を設けます。お時間の都合がある方は、開催時間内何時でも献花をいただく事が可能です。
被災地写真展
写真家シギー吉田さんによる写真を展示します。石巻、気仙沼、南三陸を中心に震災直後の写真から、二ヶ月毎に記録された写真を展示いたします。その打ちしだされた写真は痛みばかりではなく、復興の息吹も感じることが出来る写真に出会うことが出来ます。
提供いただける写真は、300点を超え、会場では展示及びスライドショーでご覧いただけます。
その他の催しも予定しております。
復興支援バザールと題して、気仙沼物産振興協会協力による物産をはじめ、震災前後の記録を航空写真でまとめたグラフ誌や、チャリティ支援グッツの販売の実施計画しております。(売り上げは全て、被災地復興支援にあてさせていただきます。)